ネタ

ちょっと前に勢いで書いたブツをあげるとか言う暴挙に出てみる(ぁ
未完成だから全部書き上げたいなーとは思うんだけどね。朝から深夜手前まで仕事だから、そんな時間も気力もねぇよw
まぁ、何とか暇があったら地道にやるかも




ネタ:伺か taromati 橘花&斗和
タイトル:猫と煙草と戯言と


前までは、何もなくて色のない、つまらない生活だった
だけど、ある出会いを切っ掛けにそれは大きく変わって、今では少し騒がしくも楽しい日々が続いている
これは、そんな日常を1人の少女と1匹(人?)黒猫と過ごしている、ある人間のお話だ




夕食後、特にする事もないので俺はのんびりとTVを眺めてる
少し離れた場所には、斗和(黒猫ver)がソファーの上でゴロゴロしていた
……食った後に寝ると太るぞ、お前


「お兄さん。お茶を淹れたんですけど如何ですか?」
「ん? あぁ、悪いな。貰うよ。」


橘花からお茶を受け取り、それをゆっくりと飲む
――嗚呼、落ち着く


「うん、美味しい。」
「あ、ありがとうございます……。」


お礼を言うと、照れたのか頬を少しだけ赤く染めた。あぁもぅ可愛いなぁ
某鉈の人が見たら速攻で「お持ち帰りー!」とか言いながら持ち去って行きそうだ
そんな橘花の反応を眺めながら和んでいると、今までゴロゴロと寝ていた斗和が急に変な声を出しながら起き上がった


「ああ゛あ゛ぁー!」
「ぬぉぅ!? 何だいきなり変な声出して!?」
「ちょっと、煙分補給に行って来る。」


そう言って、我が家の喫煙所へと歩いて行った


「……煙分?」


微妙に呆れた様な顔をして、橘花は呟く
…………座布団1枚進呈?


煙草か。そういえば最近余り吸ってないな
ポケットを探ってみると、お目当ての物を発見。取り出して中身を確認……OK
んじゃま、俺もちょっと行って来るか


「えっと、お兄さんも煙草ですか?」
「あぁ。最近ご無沙汰だったから、久々に吸おうと思ってな。」
「…………(む〜)」


煙草の箱を見せると、頬を膨らまして、ちょっとだけ睨む様な感じの視線を送ってくる
……まぁ、そんな表情しても可愛いだけなんだけど
そんな橘花の頭に手を置いて、ゆっくりと髪を撫で始める
それだけで、物凄い恥ずかしそうに顔を真っ赤にして俯いた


「ぁっ……。」
「1,2本吸ったら直ぐ戻ってくるからさ。悪いんだけど、待っててくれるか?」
「……はい。」
「ん、ありがとな。」


撫でるのを止めてポンっと軽く頭を叩いて、俺は煙草を手に持って立ち上がる
……止めた時の残念そうな表情にちょっとだけグッと来たのは秘密だ


「んじゃ、ちょっと行って来るよ。」
「はい。いってらっしゃい。」






部屋に行くと、人型に変身(?)してる斗和がのんびりと煙草を吹かしていた
……何時も思うんだが、猫と人どっちが本当の姿なんだろうか


「よっ。お隣、邪魔するぞ。」
「何だ、お前も来たのか。」
「ちょっと久しぶりに吸いたくなってな。便乗させて貰ったよ。」


隣に腰を下ろして、煙草を咥えて火を点けようとする
が、ライターは[チッ][チッ]と言う擦る音を鳴らすだけで、全く火は出なかった
あらー……オイル切れてるなこりゃ


「斗和、すまんが火貸してくれ。」
「ちゃんとライターの点検くらいしておけ。ほれ。」
「ん、サンキュ。」


差し出された煙草の先に自分のを近づけて火を点けて、ゆっくりと吸い始める……が


「ッ!? ゲ、ゲホッゲホッ!」


咽た。思いっきり咽た
横では斗和が呆れた表情をしている。やばい、凄い恥ずかしい


「……なにやってんだ、全く。」
「ゲホッケホッ。ぁ〜、いや、久々なもんだから失敗した。」



以上、凄い中途半端な所で切れてます
ちなみに、この後は斗和とイチャイチャするだけな内容(ぇ
……いや、私ぁ橘花よりも斗和派な人間なもんでw